3月31日は「山菜(サンサイ)の日」ということで、スーパーで見かけた「ふき」を使ったレシピをご紹介。下処理が必要ですが、鮮やかな緑色になったふきを見ると「あぁ、春だ」と、なんだかうれしくなってしまいます。今回は、常備菜にもってこいの「きんぴら」に。シャキシャキかんと独特の香りはそのままに、ごはんにもお酒にも合う味に仕上げました。ぜひ、春を感じてみてください。
「ふきのきんぴら」の材料
- 野ぶき 1束(今回は15本)
- 酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/2
- 油 大さじ1/2
- 塩 大さじ1強(板ずり用)
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「ふきのきんぴら」の作り方
❶まな板にふきをのせ、塩大さじ1強をかけて板ずりする。
※両手でゴロゴロ転がすようにして、擦り合わせます。こうすることで、色良く、皮むきもしやすくなります。
※だいぶ皮や渋が取れました。
❷口が広めの鍋やフライパンで湯を沸かし、塩がついたままのふきを茹でる。
※この太さで沸騰してから3分程茹でました。
❸茹でたら流水に取って洗い、しばらく置く。
❹ふきの皮を剥いていく。一方向からでは取りきれないので、反対側からも剥いてきれいに取り切る。
❺ふきを3〜4㎝幅に切る。
❻熱したフライパンに油大さじ1/2をひき、ふきを炒める。
❼ふきに油が回ったら、酒大さじ1、醤油大さじ1、みりん大さじ1/2、砂糖小さじ1/2を加え、手早く炒めてできあがり。
※ふきには一度火が通っているので、調味料が混ざり、アルコールが飛べばOK。
ツヤツヤです。シャキシャキとした食感が残っていてやみつきになります。シンプルな甘辛い味付けが、ふきの風味を引き立てます。お好みで、鷹の爪などの辛味を加えても◎ ビールや日本酒のおとも、朝ごはんのおかずにもいいですよ。下処理は少し手間がかかりますが、今だけのおいしさを味わうのは格別!たまりません。スーパーで見かけたら、ぜひ作ってみてください!
合わせたお酒「越乃景虎 龍カップ」
新潟県長岡市、諸橋酒造「越乃景虎 龍カップ」。
普段晩酌で飲んでいただく酒だからこそ手が抜けないのが晩酌酒です。
さらりとした味わいでありながら飲み干すほどにまた飲みたくなる、そんなお酒です。
「越乃景虎」公式サイトより
辛い!一口飲んだ感想。新潟らしい淡麗辛口。酸味と旨みが少々、さらりと飲める晩酌酒です。野菜やお刺身、淡白なお肉など、和食にぴったり。白飯のようにいつもの食事のそばに置きたくなる、そんなお酒です。
「景虎」シリーズには、日本名水百選『杜々の森湧水』を仕込み水に使用した大吟醸や、冬限定のにごり酒、ロックで飲んでもおいしい夏限定の純米原酒など、さまざまなラインアップがあります。東京で目にする機会も多くなりました。新潟を代表するお酒の一つなので、まだ飲んだことがない方はぜひ。