野菜が苦手な夫と娘が食べられる、数少ない「緑の野菜」の1つ。それがピーマン。お肉や卵などのタンパク質と合わせると、バッチリ食べられるようになるのです。今回はスーパーで鮮やかな赤色のピーマンも見つけたので、すでに買ってあった緑色のピーマンと合わせて、肉詰めを作ることにしました。一般的な「縦切り」でなく「横切り(輪切り)」にすることで、見た目可愛く食べやすく仕上がります。焼いているときにお肉が剥がれにくいという利点も。いいとこずくめの「輪切り肉詰め」の作り方をさっそくご紹介します。
「2色ピーマンの肉詰め」の材料
- ピーマン 5〜6個
- 玉ねぎ 1/2個
- 牛挽肉 500g ★
- 卵黄 1個分 ★
- パン粉 大さじ5 ★
- 牛乳 大さじ5 ★
- 塩 少々(5振り) ★
- 黒胡椒 少々(5振り) ★
- 小麦粉 適量
- 油 大さじ2(焼き2回分)
- 中濃ソース 大さじ5(☆ソース用)
- トマトケチャップ 大さじ5(☆ソース用)
今回ピーマン5個で作りましたが、肉ダネが少し余りました(ミニハンバーグ4個分)。ピーマンは6個がちょうど良いかもしれません。
「2色ピーマンの肉詰め」の作り方
<下準備>牛挽肉を冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておく。
❶玉ねぎ1/2をみじん切りにして蒸篭(せいろ)で10分程蒸す。
※ふわっとラップをかけて電子レンジでチン、でもOKです。
※玉ねぎのシャキシャキ食感が苦手な家族のため、わが家ではかなり長めに熱を入れています。気にならない方はこの工程を省いてもOKです。
❷玉ねぎを洗い、2㎝程の幅の輪切りにして、ヘタや種、白い棉の部分を取り除く。
※ヘタを取るときは、ペティーナイフで切り込みを入れるとやりやすくなります。
※このあと小麦粉を振るときにダマになりやすくなるので、取り除いたあとは水洗いしないように。
❸ピーマンの内側に小麦粉を振る。
※クッキングフラワーがあると便利です。なければ茶こしを使うときれいに粉が散らばります。
❹★マークの材料【牛挽肉500g、卵黄1個分、パン粉大さじ5、牛乳大さじ5、塩少々(5振り)、黒胡椒少々(5振り)】を混ぜ合わせ、粘り気が出るまでよくこねる。
❺❸のピーマンに肉ダネを詰め、上にも小麦粉を振りかける。
※肉ダネが少し余ったのでミニハンバーグも作りました。子ども用やお弁当用に冷凍しておいても便利です。
❻フライパンに油大さじ1/2をひき、肉詰めを置き、フタをして弱火でじっくり焼いていく。
※わが家は3度焼きをするので、最後に盛り付けで上に置きたい方を上にして焼いています。
※2度焼きのシャキシャキ食感でも十分な方は、焼き面を逆にしてください。
❼3〜5分程焼き、焼き色が付いていたらひっくり返し、裏面も同様に蒸し焼きして肉詰めのできあがり。
※わが家の家族はよく火が通っていた方が好きなので、最後にもう一度ひっくり返して焼きます。
❽フライパンに残った油と肉汁をそのままにしてソースを作る。ソース用の☆の材料の1/2(中濃ソース大さじ2と1/2、トマトケチャップ大さじ2と1/2)を入れ、混ぜながら弱火で煮詰める。
※フライパンに入りきらないので2回に分けました。
❾クツクツ煮詰めてトロッとしてきたらソースのできあがり。
➓お皿に盛ってソースをかけて完成。
蒸し焼きにしたので、ピーマンもお肉もとってもジューシー!甘辛いソースがよく合います。中濃ソースがなければウスターソースでも。お好みで作ってみてください。
お肉は焼くと縮むので、肉ダネはピーマンのすみずみまでみっちり詰めておくと焼きやすくなります。それでも途中で剥がれたりすることもあるので、ピーマンは一度おいたらあまり触らず、フライパンを揺するに留めます。トングがあるとひっくり返しやすいです。柳宗理のトングはスマートでキッチンの「見せる収納」にもマッチし、掴みやすい・扱いやすい・洗いやすいのでおすすめ。
今回はピーマン5個分、たっぷり肉詰めができました。半分は焼かずに冷凍しておいても◎ お花型はお弁当のおかずとしても活躍しますよ!
「2色ピーマンの肉詰め」に合わせたお酒
キリン「一番搾り」。わが家のスタンダードビールです!
家庭料理の定番には、定番のビールを合わせたくなります。お肉のジューシーさにも、野菜の甘さにも、ソースの甘酸っぱさにもぴったり。「一番搾り」は4大銘柄の中で、最も料理に沿ってくれる。そんな風に思います。
それにしても、お肉とビールってなんでこんなに合うんでしょうね。お肉にかぶりついたらビールを流し込みたくなるし、ビールで爽やかになったらまたお肉にかぶりつきたくなる。エンドレスです。お食事ビール、久しぶりに堪能しました。お腹いっぱい!ごちそうさまでした!
当ブログでなんども言っていますが、日本のピルスナービールには、断然ピルスナーグラスです!いつもの缶ビールがお店で飲む生ビールのようなおいしさに。とにかく飲み口が全然違います。最初の一杯は絶対これ!!
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