「芋がら」を食べたことはありますか?「ズイキ」とも呼ばれる、 里芋の葉柄を乾燥させた保存食のこと。宮城県大崎市の夫の実家では、お正月のお雑煮に入れます。今年のお正月は東京でも芋がらのお雑煮を作りました。その残りがまだあったので、ゼンマイやこんにゃくと合わせて煮物にすることに。渋い見た目と滋味深い味わい。これはまさしく「おふくろ」の味!芋がらとゼンマイの歯ごたえが良くて、お酒のおつまみにもなかなかいいですよ!
「芋がらとゼンマイの煮物」の材料
- 芋がら 1袋弱(35g)
- ゼンマイ水煮 1袋
- つきこんにゃく 1袋(普通のこんにゃくを細切りにしてもOK)
- 油揚げ 1枚
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- だしパック 1つ
- 水 400cc
「芋がらとゼンマイの煮物」の作り方
今回は「茅乃舎(かやのや)」の焼きあご入だしパックを使いました。香りよく豊かな味わいでいながら素材の味を邪魔しません。煮物が美味しくできました。
今回はたっぷりの出汁で煮て味を含ませました。しっかり煮ても芋がらのシャキシャキ?ジャキジャキ?という食感が残っており、歯ごたえがいい。ゼンマイとこんにゃくの食感も楽しくて、地味ながら、いいアテになります。じゅわ〜っと染み出す出汁の美味しさを感じながら、日本酒を一杯。いいですね。
この「芋がら」。煮物だけでなく、味噌汁や炒め物にも使えます。味噌汁などにちょこっと入れるときは、先にキッチンバサミで切ってから下ゆですると時短になります。独特の食感は一度食べると妙にはまってしまいます。乾物コーナーで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。常温で1年程日持ちするので(未開封の状態)、ストック食材としてもいいですよ!
「芋がらとゼンマイの煮物」に合わせたお酒
新潟県新潟市西蒲区、笹祝酒造「笹祝 新潟印カップ」。
辛口ながら味にふくらみがあるため、あまり辛さを感じさせない、五味のバランスがとれたお酒です。お酒と料理がお互いの特性を高めあいます。
笹祝酒造 公式サイトより
地元で一番愛飲されています。
新潟らしい淡麗辛口。甘さと酸のバランスが良くて飲みやすい。出汁のきいた煮物にぴったりです。白身魚などにも合いそうです。笹祝のスタンダードワンカップ。おいしいです!
笹祝酒造さんからは、“日曜日の日本酒”がコンセプトの「サササンデー -SASA・SUNDAY-」というお酒も発売されており、今とても気になっています。甘酸っぱいお酒で、明日から仕事の日曜日でも気軽に飲めるという。素敵!!ボトルもおしゃれで可愛いんですよー!お取り寄せしてみようかな。プレゼントにも良さそうです。
「酸」を活かした甘酸っぱいお酒、「太陽」の出ている昼間からでも、明日が仕事の「日曜日」でも飲めるライトで気持ちの良いお酒です。酒米は西蒲区西川の農業法人「ワイエスアグリプラント(そら野テラスを運営)」に契約栽培をお願いしている、伝説の酒米、「亀の尾」を使用しています。
笹祝酒造 公式サイトより
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