「畑のキャビア」とも呼ばれる「とんぶり」ってご存知ですか?ほうき草の実を加工したもので、秋田県大館市が名産です。新潟の父がおつまみによく食べていて、私も大人になってからその美味しさがわかるようになりました(子どもの頃は何が美味しいのかわかりませんでしたw)。やや苦味がありますが、クセのない淡白な味わいで、お刺身の薬味からサラダ、和えものといろいろ使えます。特徴は何と言ってもその食感。プチプチ楽しくて、食べるとすっかりハマってしまいます。今回はその「とんぶり」で、和えるだけの簡単おつまみを作ってみました。同じく食感の良いひきわり納豆をプラス。イカにまとわせます。ちびちび飲みたい日本酒のおつまみにぴったりです!
「とんぶりイカ納豆」の材料
- イカの刺身 1パック
- ひきわり納豆 1パック
- とんぶり 大さじ1〜2
- 醤油 少々
「とんぶりイカ納豆」の作り方
醤油の濃さはお好みで。私は控えめにしておき、器に盛ってから卓上醤油をちょろちょろかけるのが好きです。わさびを一緒に混ぜても美味しいのですが、子どもも一緒に食べたりするので、後から添えます。
とんぶりのプチプチが納豆のネバネバをまとってイカによく絡みます。食感が楽しい。酒飲んでいる時って食感も大事ですよね。アクセントになってまた酒が進む。日本酒によく合います。手軽に作れて酒泥棒。そんなおつまみです。「とんぶり」をまだ食べたことがない方も、これを機会にいかがですか?
「とんぶりイカ納豆」におすすめの酒
新潟県五泉市村松、金鵄盃(きんしはい)酒造、越後杜氏 本醸造辛口カップ。
五泉市は父方の本家があり、温泉や公園など、何度か訪れた土地。思い出しながら飲むので、より美味しく感じます。肝心のお酒の味ですが、すっきりとした淡麗辛口。喉ごしもよくスイスイ入ってきます。淡白なお刺身にもぴったり。キリッと冷やして飲むと、ますます飲みやすくてワンカップがあっという間。チビチビやりたかったのに瞬殺でした。4合瓶買おうかな。ワンカップはそういう楽しみもあっていいですね。
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