10月14日(土)に台東区は入谷の古民家アートスペース「そら塾」にて行われた「桂そうば上方落語会」。昼の部は小学生くらいのお子様から。夜の部は落語に出てくる食材を使ったおつまみやお酒とともに。という企画で上方落語を堪能する会。こちらの夜の部で、おつまみをお出ししました。
★桂そうば公式サイト
http://irebaokub8.wixsite.com/souba
★そら塾
http://sorajyuku.ciao.jp/
落語の演目は、「青菜」や「茶の湯」といった、初めての方でも親しみやすいもの。お話の中に登場する食材、ほうれんそうや豆腐を使って、お酒のすすむおつまみに。落語の会とあって、日本酒や焼酎に合わせるイメージで作った。
メニューはこちら。
・さつまいもとクリームチーズの和えもの
・ほうれん草のナムル
・豆腐の紅白味噌漬け(赤味噌と白味噌)→レシピ
・砂肝の酒煮→レシピ
・鮭の昆布締めと生ハム、デザイン海苔を添えた手毬寿司→レシピ
・わかめのお味噌汁
〈海野海藻店の海苔を使って〉
デザイン海苔は友人が作っているものなんだけど。美大を卒業して、茨城県大洗にある実家の海藻店を継いで生み出した逸品(グッドデザイン賞も受賞している)。細工がとても繊細で。お料理がパッと華やかになる。目でも舌でも楽しめて、お酒がすすむ。
そして、昆布締めの昆布も味噌汁のわかめも、海野海藻店のもの。特にわかめはシャキシャキでスーパーで売っているものとは全然違うから、ぜひ食べていただきたい!この味噌汁は当日あまりにも冷え込んだので、急遽用意したのだけれど、お客様にとても好評だった。とてもうれしい!
★海野海藻店
★Design NORI(デザイン海苔)Facebook
https://www.facebook.com/DesignNori.uminokaisouten/
今回、夜の部は落語を堪能した後に、食事をお出しする、という流れだったので、そら塾の2階の会場から聞こえる桂そうばさんの迫力ある声を聞きながら、15名分のおつまみを盛り付けるという。贅沢な準備時間だったわけだが。お皿を15枚並べて等分に盛り付けながら、お味噌汁を仕込むという作業を1時間以内に1人で。それはそれはアタフタ、バタバタしたが、何とか間に合った。いやぁ、いい経験になった。
そして何より、お客さま1人1人とお話する機会があったので、感想を伺ったり、笑顔を見ることができたのは感激だった。本当に幸せすぎる時間。
この後、そうばさん、そうばさんの友人、そら塾のオーナーさん、この会を繋いでくれた友人と、ささやかながら打ち上げ。私は落語を目の前で見ることはできなかったので、そうばさんのお話できる時間がとてもありがたかった。声だけで聞いたそうばさんの落語は臨場感がすごくて、画が想像できてしまう。落語初心者でも「面白い!」と感動する。実際私と夫はそうばさんのファンになった。また東京にいらっしゃる機会があれば、今度こそ目でも楽しみたい!!!
そんなこんなで打ち上げの会は夜中の0時をまわり。後片付けをして自宅についたのは1時すぎであった。夫と娘は寝室でぐっすり眠っていた。ありがとう。お母ちゃんは「おつまみクリエイター」として、心にたくさんガソリン補給ができたよ。
さて。また今日からゆるゆるとおつまみ研究を開始。楽しみな「ひやおろし」の季節です。
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