現在11ヶ月の娘を育てるfjです。
右も左もわからない離乳食作りをスタートして半年ほどが経ちました。
まだ小さな娘の何の気遣いもない『NO』や『ガッシャーン』にくじけることはあれど、笑顔でモグモグ食べる姿を見たら、それまでの苦労も疲労も吹き飛ぶというもの。
少しでも楽しく毎日を過ごしたいと試行錯誤する中で、一番活躍した離乳食作りの調理道具をご紹介したいと思います。「何を準備したらいいかわからない…」という誰かのお役に立てたらうれしいです。
離乳食「ごっくん期」に用意した神アイテム
写真左上より…
(1)すり鉢&すりこ木→豆腐や魚などのすりつぶしに。
(2)おろし金(大小)→小は果物など、大は大根おろしなどのすりおろしに。
(3)ブレンダー→おかゆ、野菜、すべてのペーストに大活躍。
(4)冷凍保存用の容器→小分け冷凍に便利。
ちなみに①~③は離乳食を始める前から持っていたので、買い足したのは④の保存容器のみ。製氷トレーでも初めは何とかなると思いますが、のちに調理した野菜スープや肉じゃがなど、おかずを冷凍することになるので、用意しておいて損はないかと。
(1)離乳食初期の基本!すり鉢&すりこ木
これがないと離乳食は始まらないと言っても過言ではない必須アイテム。
豆腐や魚、芋類、野菜、などなど、さまざまな食材のすりつぶしに使います。潰し加減を自分で調節できるので、「ごっくん期」から「もぐもぐ期」、「完了期」と、月齢に合わせて使えます。離乳食を卒業したら、ごま和え用のごまをすったり(市販のすりごまとは香りが段違いです)、何かと使えるので持っておいて損はないかと。(※娘が4歳になった2021年現在はご飯作りのお手伝いに使ってくれています。)
(2)色々な食材を滑らかにする!大小おろし金
果物や大根など、さまざまま素材のすりおろしに使える、こちらも必須アイテム。
「ごっくん期」では目が細かいタイプでより滑らかに、「もぐもぐ&ごっくん期」では目の荒いタイプで多少の食感を楽しみつつ。と、月齢に合わせて2タイプ用意しておくと便利です。
↑の「FD STYLE (エフディ― スタイル)」では、薬味用と大根おろし用の2タイプがあり、ボウルやお皿の上で手軽に使えて重宝しています。おしゃれでキッチンに飾っておいても素敵。わが家ではもう10年近く使っています。定番の調理器具は「離乳食に限らず長く使えるかどうか」で決めるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、これらの離乳食作りに欠かせない道具がまとまったセットも販売されています。
出産祝いのギフトでいただいた、という方もいるかもしれませんね。こちらはすり鉢やおろし器も入っていて、重ねてコンパクトに収納できるのも高ポイント。「準備を買い物1つで終わらせたい」という方にはぴったり。離乳食を卒業したら、お砂場でのおままごととしても使えそうです。
(3)なんでもペーストにできる!ハンドブレンダー
おかゆや野菜、タンパク質、全ての食材をペースト状にできる神アイテム。
「ごっくん期」に大活躍!トロトロの10倍がゆから、豆腐、茹で野菜、果物、色々な食材を綺麗に、滑らかにすりつぶしてくれます。かぼちゃやコーンをすりつぶして、大人はポタージュスープに、という風に、家族の食事も一緒に用意できたり。1つ持っておけば料理の幅が広がります。こちらは、友人から出産のお祝いでプレゼントしてもらったのですが、4年たった今でもわが家には欠かせません。
(4)小分けにできて便利!冷凍保存用の容器
おかゆや野菜のペースト、おかずなどを小分けに冷凍しておける冷凍保存用のトレー。
毎回赤ちゃんの1食分を作るのはとても大変なので、1度作ったら小分けにして冷凍しておくと便利です。リッチェルのトレーは、大中小と大きさがあり、とても重宝します。
15mlは離乳食初期のおかゆ&野菜のペースト用、25mlは中期のおかず用、50mlは後期の野菜入りスープやカレーにと、月齢に合わせて大きさを調節できます。こちらも離乳食期の必須アイテムですね。
(⬇️ページの下部で実際の冷凍保存のやり方をご紹介しています。)
【番外編】なんでも蒸せる!蒸篭(せいろ)
離乳食作りの必須アイテムというわけではないのですが、わが家で大活躍した蒸篭(せいろ)。
野菜やお肉、魚を蒸すときに使います。かぼちゃや芋なんかはとっても甘くなって、とにかく美味しく仕上げてくれます。蒸している間にほかのおかずの準備をしたり。何より立ち上る湯気にとても癒されます。
離乳食だけでなく、例えば塩麹につけた鶏肉を蒸せばそれだけで一品完成。下の段で大人のおかずを、上の段で離乳食用の食材を、と、同時に調理できるので時短にもなります。私の一番の「推し」アイテムです。
【実践編】離乳食の小分け冷凍のやり方
せっかくなので、蒸篭とリッチェルのフリージングトレーを使った冷凍保存のやり方をご紹介。
①野菜を火が通りやすい大きさに切り、蒸篭で蒸す。
(竹串をさしてみてすっと通ればOK)
②皮がある野菜は皮を取り除き、ブレンダーですりつぶす。
(写真がなくてごめんなさい…)
③フリージングトレーに②の野菜を流し込み、冷凍庫で凍らせる。
④野菜が凍ったら、食材ごとに袋タイプのZIPロックに移しかえ、日付を記入して再び冷凍へ。
※キューブ状にしておくことで、食事の時にすぐ使えるようになります。
※保存の期限ですが、「手作り食材なら冷凍庫で1〜2週間が目安」と離乳食の本で読みました。
冷凍庫に離乳食のストックが常備されていると精神衛生上も良いので、作り置きをおすすめします!
【最後に】離乳食を食べるか食べないかは個人差がある
はりきって色々ご紹介しましたが、友人の話やTwitterのママさんの話を聞いても、離乳食を食べるかどうかは「赤ちゃんによるところが大きい」ということ。
例えば、ブレンダーですりつぶしたおかゆは「糊っぽくてなんかヤダ。食べない」という赤ちゃんも。野菜のペーストにしても、サラサラが好みかもしれないし、多少食感が残っていた方が食べやすいのかもしれない。
「やってみなければわからない」という大いにギャンブルのような側面もあるので、まずはスモールスタートで家にある道具から試し、必要に応じて買い足す、という進め方でもいいのかもしれません。
※その後、離乳食期になんでも食べていた娘はイヤイヤ期に何も食べなくなり、4歳近くになってようやく色々な野菜を食べるようになりました。逆に離乳食期に「何も食べない」と悩んでいたママの息子さんは、イヤイヤ期に野菜・タンパク質問わず食べるように。
成長の過程で「苦味」を感じるようになって青野菜を避けたり、保育園のお友だちが食べる姿に触発されて苦手な食材にトライしたり。
親は振り回されて悩んだりしますが、子どもはそれでも育つんだなと、この離乳食期の記事を読んでいて懐かしくなりました。
現在は、離乳食を「補完食」と捉えて発信している先生もいらっしゃいます。
相川晴(HAL)(@halproject00)先生のTwitterがとても参考になるので、離乳食や子育てに悩んでいる方はぜひフォローしてみてください。
⬇︎相川晴(HAL)先生の「補完食」の本はこちら
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