staubで燻製を始めてから数か月が経ち、「肉の塊を燻したい!」という欲求は膨らむばかり。とうとう燻製専用の鍋を購入した。
その名も「いぶしぎん」
じゃじゃん。これが長谷園の燻製土鍋「いぶしぎん」。
フタに蒸気を出す穴がなく、ふちにあるみぞに水を張る“シーリング効果”で煙が外に漏れない仕組み。卓上コンロなんかでも簡単に燻製を楽しめるという優れものなのだ。
なんでも、長谷園の社長が「いかに飯をうまく食い、いかに酒をうまく呑むか」を探求している中で(共感)、燻製鍋を作ろうと思い立ち。煙が漏れないよう試行錯誤を重ね、ひらめいたのはお風呂に入っているとき。逆さまに置いた洗面器がひっついて持ち上がらない、その時に「これだ!」と“シーリング効果”を思いついたそうだ。すごいな、発明する人って。
「いぶしぎん」との出会いは突然に
私がこの「いぶしぎん」と出会ったのは、銀座の「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」という雑貨屋。
1Fでは米やおかず、調味料などの販売とイートインができる。
2Fではキッチン用品から暮らしの雑貨まで幅広く扱っている、それはそれは楽しい店。その2Fで「いぶしぎん」のデモンストレーションを行っていたのだ。
チップのいい香りにつられ、すすめられるがままチーズとベーコンの燻製を いただいたところ、その美味しさに感動!
「このレベル、卓上で簡単にできちゃいます?しかも煙出ないの?」
「ほしい………!!!!!」
完全に私の頭も燻された。
その日から燻製生活への憧れは日に日に強まり、2ヶ月ほどの考慮の末、思い切って「大」サイズを購入したのだった。
だって、少量だったらstaubでいいわけだし。
大は小をかねるっていうし!!!!!
↓ちなみにミニサイズもある。
夢の燻製生活スタート
大サイズだと網が2段になってるから一度にたーくさん仕込める。
タコ、タラコ、うずらの卵、ちくわ、アスパラ、エリンギなどなど、水分をしっかりふきとってセットするだけ。
火入れ10分、火を止めて20分、トータル30分ほどで旨い燻製料理ができあがる。
あんなものやこんなものもどんどん燻す
↓タラコ、めっちゃいい色。日本酒にイイ。
↓念願の塊肉だって
↓ごちそうローストビーフに。
↓下味をつけた卵は
↓ビールに合うよね。
↓鶏のささみをたたいてしょうゆベースの下味に漬け、乾燥させてから燻すと
↓ビール・ウイスキー・日本酒、なんにでも合う万能のおつまみに。
(これは友人の評価が一番高い)
↓鶏もも肉もつやつやいい色。
↓これはクリスマスのローストチキン。
しょうゆ(リンゴチップ)、クレイジーソルト(ヒッコリーチップ)の2種。
↓こいつはラム酒のおとも。
生カキをぬか漬け→1日乾燥させてから燻製→オリーブオイルに漬ける、という3段構え。手間はかけたけど食べるのは一瞬。旨くて涙が出たよ。
これぞ夢に見た燻製生活!!!!!
酒がススムーーーーー!!!!!
と調子にのった私はすごい勢いでチップやスモークウッドを集め、ガスコンロの下の収納は燻製グッズだらけ。
夫に呆れられるのであった。
ちなみに燻製のレシピは、燻製道士さんのブログと本を参考にさせてもらってます。
この方、酒造メーカーにお勤めだそうで、酒との合わせ方も絶妙。すごいです。勝手に師匠とあがめております。本はシンプルでムダがなくて、とにかく読みやすい。教科書というか参考書というか。燻製に興味がある方はぜひ一度手に取ってみてください。
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